ららちゃんのFIP奮闘記

我が家に初めて迎え入れた猫のららちゃん。1歳。家族一丸となってFIPと闘う。

FIP「猫感染性腹膜炎」について2020年1月時点の最新情報と分かったことをまとめてみる

※このページは現在執筆中です

 

FIPの概要

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FIPとは、「猫伝染性腹膜炎(=Feline Infectious Peritonitis)」の略称です。

コロナウイルスが猫の体内で突然変異を起こすことによって発症する、非常に致死性の高い病気です。

現在確実な治療方法は確立されておらず、ステロイド剤やインターフェロンなどで症状を和らげることが基本的な治療方法となりますが、数週間から数ヶ月で死亡するケースが多い病気です。

しかし、近年新たな治療方法が次々と発見されており、全快に向かっている猫ちゃんも多くいるようです(多くの場合これらは非公認)。中でもMUTIAN(GS-441524)現在最も効果が期待できる画期的な新薬で、実際にこの薬で回復された猫ちゃんがたくさんいます。我が家のららちゃんもMUTIANを服用中で、順調に回復傾向にあります。

 

症状

FIPは大きく分けて2種類あります。進行が速く、腹水が特徴のウェットタイプ、進行は遅めだが神経症状がみられるドライタイプの2つです。

 

ウェットタイプ、ドライタイプ共に、下痢嘔吐血便発熱食欲減衰などの症状があります。

それに加えて、ウェットタイプは腹水胸水が、ドライタイプは黄疸神経症が見られることが多いようです。

 

ただし、我が家のように、腹水を伴うドライタイプなどもあるため、自分で判断せず、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

 

FIPの予兆・前ぶれ

こんな症状があったらFIPかも!

というものを実体験を元に挙げていきます。病気はなんでも早期発見するに越したことはありません。我が家のららちゃんにおいても、数ヶ月間FIPを見過ごしており、気づいたときには重篤の一歩手前でした。少しでも飼っている猫ちゃんに異常を感じたら、すぐに血液検査を行うことをおすすめします。

  • 血便が頻繁に見られる
  • 食欲が急に落ちる
  • 水をあまり飲まなくなる
  • 活発に遊ばなくなる
  • 寝ている時間が増える

猫は基本的に自分の体調不良を隠すように振る舞う動物ですので、僅かな変化に気づいてあげることが大事なのかもしれませんね。

 

さいごに

当ページは、FIP感染猫飼い主としてFIPの実態を皆様に知ってほしいという思いから作成したものです。掲載情報には間違いのないように細心の注意を払っておりますが、万が一間違い等ありましたら報告いただければ幸いです。